株式会社キズキ株式会社キズキは、「何度でもやり直せる社会をつくる。」を理念に、不登校・中退・引きこもり・経済的困難など、さまざまな背景をもつ方々に対して、学び直し支援・キャリア支援・就労支援などの事業を展開している。就労支援事業であるキズキビジネスカレッジ(KBC)は、発達障害やうつ、ひきこもり経験などにより、働くことに不安を抱える方々に向けた、ビジネススキル特化型の就労移行支援事業所となっている。個別最適化された学習と実務に近いトレーニングを通じて、「働けない」のではなく「働き方が合っていない」状態に寄り添い、自分らしいキャリアの実現をサポートしている。今回、同法人初の就労移行支援事業所と就労継続支援B型事業所の2つの複合施設をつくりたいとの依頼を受け、空間のプロデュースから内装設計施工までトータルで実施。Detail2つの事業所のゾーニングを明確にしながらも、全体に「開かれた静けさ」が行き渡る設計を追求。ワークスペースには明るく機能的な木目とグレートーンを、ラウンジや面談スペースには温もりと柔らかさを持たせた素材を選定。また、空間のあちこちにグリーンを配し、心理的安全性と自律性を同時に支える環境を目指しました。ひとりひとりが、無理なく自分のペースで社会とつながれるように。その「場づくり」の可能性を、空間から丁寧に編み出したプロジェクト。また、就労継続支援B型事業所を運営する「キズキワークス」のロゴもデザイン。他の事業ロゴとの共通性を持たせながら、学びの上に多様な芽吹き、開花をイメージして制作。