海潮通商株式会社支援内容Web制作フォレストアドベンチャーはジップスライダーを使って木から木へと飛び移る自然共生型アウトドアパークで、元々1997年にフランスの郊外で企業研修施設として設立された。今では日本全国に40ヶ所以上あり(2023年7月現在)、今回ご依頼いただいた福岡県糟屋郡久山町にあるのはフランチャイズ展開されている施設。当時は本部のホームページで情報が一括管理されており、独自性が出し辛いことに加え、UIに課題感を抱えられていた。そのため独自でホームページを持つ施設も存在しており、実は川瀬さんも過去にホームページ制作会社さんに依頼されたものの、思ったようなものができあがらず公開を断念されたとのことで、徹底して戦略からご提案。Detailフォレストアドベンチャー(ジップスライダーコース)にトレイルアドベンチャー(マウンテンバイクコース)が併設された施設、それがアドベンチャーバレーFUKUOKA。独自の名称で、どれが何を指しているのか初見の人には分かりづらい一方、どの施設やコースが入っているかを重要視されるファン層の方も多く、単純な統一化は不可。まずはここの情報整理を徹底的に行なった。また、施設の支配人である川瀬さんと話す中で、自ら放置林となっていた竹林を開拓してコース整備を行ってきた話や、自分たちの施設だけでなく、久山町そのものをもっと面白くしていきたい話など、熱い想いをたくさん伺えたので、自施設ならではの魅力として入れることにした。アイコンと写真を設置し、「アドベンチャーバレー」という施設の中に、「フォレストアドベンチャー」と「トレイルアドベンチャー」という2つの施設が入っている構造を、アイコンを入れることで直感的に分かるようデザイン。「距離が遠い」という印象を払拭するため「博多から車で25分」という言葉も追加した。施設周辺に本当に住んでいる動物や植物たちを散りばめて、カーソルを当てると動く遊びも。ホームページはこちらコースマップもリニューアル。施設の情報だけでなく、地域の情報を入れることで、「施設のために行く」でなく、「久山町で1日遊ぶ」へ。Map Design :Yukiko Mizutaniあとがきぜひ久山町に!ということで、福岡までジップスライダー体験へ。森の中を風を切って飛ぶというなかなか無い体験。鳥のさえずりとか、踏み歩く砂利の音など、場そのものもとても気持ち良かった。写真は何かに使えるかもと動画を撮っていたら、この後盛大に着地失敗。実は学校や企業の研修でもよく利用されるらしく、この日も中学生の子ども達がたくさん来ていました。最初は恐くてできなかった子たちが、「えいやー!」と一歩踏み出してできるようになっていく姿に、支配人の川瀬さんもニッコリ。こういう風景を見たくてつくったんだと仰っていた。