ファミリーケアクリニック吉祥寺支援内容内装設計 / クリエイティブ全般 / 採用Purpose2ヶ月で在宅医療専門のクリニックを開業できるようにするSolutionなんとかする!Background在宅医療とは、病気の発症時に自宅に駆けつける「往診」とは異なり、病院に通えなくなった方を「定期的に診療を行う」医療のこと。既に余命宣告されている方なども、痛みをなるべく減らして安らかに亡くなっていける手助けをします。国内トップクラスの救急病院で勤務する傍ら、途上国や過疎地でも医療活動を行ってきた中西さんが院長として独立。Detail新型コロナ真っ只中であった2022年、武蔵野市吉祥寺に在宅医療を専門としたクリニックを開業とのこと。しかし開業2ヶ月前、物件は決まっていたものの、コロナ禍だったことから中西さん自身も他の医療活動を継続しており、内装は未着手。というか、何もない。ということで、事業を開始できるよう全面的にバックアップさせていただくことにしました。つくる(内装・インフラ整備編)厚生局の施設基準に則った内装設計を行ったのち、施工会社を挟まず、職人や工務店と直で打ち合わせ。什器は弊社にて準備。通信回線、電子機器、コピー機、水道光熱といったインフラから、事務用品などの細かい備品発注もまるっと当社で交渉・発注。全体で通常の約40%のコストダウン。つくる(クリエイティブ編)今までの中西さんの話や在宅医療のこと、患者さまへの考え、今後の医療についてなど、様々な話を聞かせていただき、市場調査やコンセプトからご提案。ホームページ、写真、ロゴ、ユニフォーム、名刺、封筒、カタログ、各種配布物など、諸々一気通貫で制作させていただきました。ホームページはこちらあつめる(採用支援)創業間もなく事務さんが横断的に業務を行っていることから、なかなか採用業務に専念できない一方、患者さまは増えているため早急に採用する必要がある状況ということで、弊社にて面接も含めた採用活動を実施。求人広告や紹介会社などは一切利用せず、自社採用ページ経由で3ヶ月3名の採用。(応募数は約70名、内定5名)看護師さん、管理栄養士さん、医療事務さんが採用となりました。あとがき開業後のフォローを行っていたことから、在宅医療を知るために私たちも100名以上の患者さま宅に同行させていただきました。将来の親や自分たちの姿とも重なり、決して人ごとではない在宅医療。日本は諸外国に比べ、圧倒的に普及率が低くその理由は様々ありますが、当事者側の理由のトップは「家族に迷惑がかかるから」。決してご自宅で過ごせることへの喜びだけでなく、そういった不安や言いづらいことも全部受け止めて、医療者の前に人としてどう接するかを考えている院長の中西さんはじめファミリーケアクリニック吉祥寺の皆さんは、とても良い笑顔で笑います。